マーベロンの副作用は?


近年では様々な種類の経口避妊薬が利用されていますが、その中でも処方されることが多いものとしてマーベロンが挙げられます。
効果も安全性も高い避妊薬なのですが、一定の副作用が現れる可能性もあるので注意が必要です。
その内容や具体的な症状を知り、事前によく理解しておきましょう。

経口避妊薬のマーベロンとは

マーベロンは主に経口避妊薬として用いられている薬ですが、避妊以外に生理痛の軽減目的で処方されることも多い低用量ピルの一つです。
主な配合成分としては黄体ホルモンと類似のデソゲストレル、卵胞ホルモンと類似したエチニルエストラジオールという成分が挙げられ、いずれも体内のホルモンバランスに作用して排卵を抑制し受精を防ぐという作用を持っています。
この他にも性腺刺激ホルモンが分泌されるのを抑える効果もあるため、卵胞の成長そのものを遅らせて排卵が起こりにくくさせる効果もあるなど、様々な作用を与えてくれます。

マーベロンの主な副作用とは

マーベロンの安全性は世界的にも確立されていますが、服用に当たって全く副作用が現れないという保証はありません。
特に初めて服用した人ほど不調が現れやすくなるとされており、具体的な症状としては不正出血や吐き気、胃のむかつきや頭痛、乳房痛や月経量が増えるといったものが挙げられます。
これらは他の一般的な経口避妊薬でもよく見られる症状なので、マーベロンに特に問題があるという訳ではありません。
3ヶ月程度毎日服用していると、身体が少しずつ慣れてくるので症状を感じなくなる人も多いですが、あまりに症状が酷い場合は医師に相談しましょう。

マーベロンの重大な副作用

発生頻度は非常に低いですが、服用後に重大な症状を引き起こす可能性もあります。
身体の各部や脳、肺や心臓といった重要な臓器で血栓症を起こすリスクがあり、発症すると手足の痺れや視力障害、上手く話せないと言った構語障害が起きることもあります。
血栓が完全に血管を詰まらせてしまうと、場所によっては呼吸障害や脳梗塞などを起こして命に関わってしまうこともあります。
ほとんど発生することはないので過剰な心配は不要ですが、万が一このような症状を感じた場合は大至急病院を受診してしっかり診察してもらう必要があります。

身体に違和感を感じたら

上記で述べたような身体の不調を感じた場合は、それ以上継続して服用するのを止めて、医師の診察を受けることが大切です。
避妊効果が切れてしまうからと無理して服用し続けると、取り返しのつかない状態になってしまう危険もあるのです。

 

こんな人は特に血栓症リスクに注意!

特に、肥満気味だったり毎日喫煙している人高血圧の既往歴がある人などは血栓症を発症するリスクが高くなってしまうため、自分の判断で服用せずに必ず医師と相談しながら決める必要があります。
最近はインターネット通販で簡単にピルを購入することもできますが、医師にアドバイスが貰えないため危険も大きいことを覚えておきましょう。

副作用を予防するためには

マーベロンは、正しく服用していればほぼ100%の避妊効果を与えてくれる頼もしい薬です。
ただ、薬に慣れないうちや特定の条件下では重い副作用が現れてしまう危険もあるため、できるだけ医師に相談して指示に従いながら使用することが望ましいと言えます。
医師は患者ごとの病歴や体質などを総合的に判断して、ピルを処方しても問題ないか、どのようなリスクがあるかなどをしっかりアドバイスしてくれます。
何かしらの不調が現れた場合でもすぐに対応してくれるので、副作用を予防するという意味でも必ず病院で処方してもらうようにしましょう。

まとめ

このように、マーベロンを服用した場合は頭痛や不正出血などの軽い症状だけでなく、人によっては血栓症という重大な病気を引き起こしてしまう危険性もあります。
万が一こういった身体の不調や症状を感じた場合は、すぐに婦人科などを受診して問題ないかを調べてもらいましょう。